肉料理について紹介
日本料理・和食というとやはり魚というイメージがあります。美しく盛り付けられたお造りや煮魚・焼き魚、四方を海に囲まれた島国日本では昔から魚介が多く食べられてきましたが、肉料理の文化がなかったわけではありません。現代も各地域に伝統的な肉料理があり注目されている料理もあるのです。
日本には肉系の郷土料理がたくさんある
日本料理はヘルシーで魚介利用が多いというイメージがありますが、昔から伝わる地域の郷土料理の中にも肉料理があります。鹿肉やイノシシ肉などジビエ料理に関しても日本には古くからしし鍋、鹿肉の刺身や干し肉など食べられてきました。こうした料理のほかにも日本には肉を利用した郷土料理が結構多いのです。
沖縄は肉料理の伝統が深い
肉料理で沖縄?と思うかもしれませんが、沖縄は古くから豚肉をたくさん消費してきたエリアです。沖縄旅行に行くとソーキそばを食べる人も多いと思いますが、三枚肉を甘辛く煮込んだラフティも郷土の肉料理です。テビチと呼ばれる豚足も古くから美容と健康にいいとされ沖縄で珍重されてきましたし、豚の耳皮を利用したミミガーもコラーゲンたっぷりでお酒のつまみに最高の一品といわれます。
日本の肉料理は非常に多い!
肉料理というとステーキとは焼肉などのイメージが強いのですが、考えてみると日本にはたくさんの肉料理があるのです。牛肉を食べつけていない時代に牛肉を日本人でもおいしく食べられるようにと考案されたすき焼きは、現代世界でも人気の和食肉料理です。このほかにも日本料理の肉料理はかなり多いのです。
かつ丼も生姜焼きも牛丼も日本の肉料理
「お財布がさみしいな」と思う時でもリーズナブルに食べられる牛丼はサラリーマンの強い味方といわれますが、牛肉と玉ねぎを甘く煮込んでごはんにかけた牛丼も日本料理です。かつ丼もそうですし生姜焼きやもつ鍋、牛串や山賊焼、トルコライスもトルコと名がついていますが日本で作られた肉料理なのです。ステーキやハンバーグなど海外から入ってきた肉料理もありますが、日本では料理人たちが工夫を凝らし和食の肉料理をたくさん作り、現代では海外でも人気を得ています。
まとめ
肉料理というと異国の料理が多いと感じられることもありますが、日本は食材をうまく料理に組み込み海外の肉料理とは違う独自の肉料理を作ってきました。ハンバーガーは海外の肉料理ですが、日本の肉料理照り焼きを利用したてりやきバーガーなどは海外の方にも人気があります。日本に暮らしていてもまだまだ食べていない日本料理の肉料理がたくさんあると思うのでどんどんチャレンジしてほしいです。